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梅雨の終わりに
改めて私が言うことでもないが、
梅雨の雨が変わってしまった

稲光と暴風とともに
バケツをひっくり返したような雨
雨音は途切れなく ザーーーー
雨雲は 局所的に暗い鈍色

昨日のお天気は、まさにこんな感じ。
落雷の仕業か、2時間も停電。

10年位前までの梅雨は
雨音は ポツポツ
歩くときの足音は ちゃぽん、ぱしゃ
雨雲は空一面に薄いグレーの雲が覆ってる感じ

こんな梅雨の空模様を懐かしく思う、この頃


さて、梅雨も終盤に差し掛かり
プルオーバーも佳境に入った

後ろ見頃の大切な部分
私は前見頃の 胸元チラリ はあんまり似合わない
と思っている
最近流行の感じはどうも苦手
後ろ見頃にチラリを配することにした


後ろ見頃にスリット
図にするとこんな感じ

編み直すこと描き直すこと2回して
ようやく決まった

図に描いてみるとすんなりと納得できた
うん、これにしよう。


前見頃の開きは控えめに
後ろのスリットも控えめに
肩下がりの、継ぎ目はこんな感じに




長くて緩やかな肩下がりは
肩と袖の半分位の部分になる


メリアス編みの美しさを引き立てるのは
この糸あってのこと

ここまで編んで、繋ぎ合わせたら
安堵と愛着が 私を包んだ


 
メリアス砂丘
久しぶりの更新
例のプルオーバー、後半戦に突入。

メリアス編みのシンプルなプルオーバー
このプルオーバーに必要な技術は
ただひとつ、根気!

メリアス編みをどこまでも、どこまでも
トコトコ、トコトコ編んでゆくから。
振り返ってみると、もう3玉編みました。

この糸玉は1玉350m。
ということは、1,050m 編んだというわけか。
はぁー。これは、中距離走だ。

編み物仲間の間では
メリアス編みをずーっと編むことを
メリアス砂漠と言う。

砂漠って言うと、何となく孤独な感じがするし、
枯れた感じがね、悲しい。

私は、『メリアス砂丘』と呼びたいと思う。
似ているけど、砂丘って言うと
何だか素敵な響きに聞こえない?


はい、メリアス砂丘です。

気持ちはどこかに浮遊して、
それでも一定の力加減とスピートを保ちながら
ひたすらに編んでゆく、この感じ。

今の気分に、とても合う。

写真のかぎ針は、このプルオーバーの名脇役として
活躍してもらうつもり。

どうぞ、お楽しみに。

 
小心者の試し編み
さて、久しぶりの編み編み報告
ようやく前身頃、佳境に入る

ネックラインと肩下がり
メリアス編み一筋のプルオーバーで
とっても大事な部分

またもや試作することにした

細くて真っすぐな糸は
編み直したりして
糸に癖がついたら、おしまい だから。

お気付きの方もいるかもしれないが
私は小心者

慎重には慎重を重ねて・・試し編み



ネックラインの減らし目と
肩下がりの引き返し編み

ネックラインは、好きなラインをなぞるように
編みながらラインを描き出す

引き返し編みは you tubeの動画を参考に
独学の編み物にyou tube は欠かせない



小さく見える 糸のしるし
糸のしるしは 私の *あしあと*

かねてから、粗をごまかしていた
肩下がりも 斜めのライン 綺麗に編めた
いい予感がする

これならば 前身頃 と 後ろ身頃 の肩のつなぎ目
分からないように仕上げられるはず

綺麗に仕上げられるのは
糸が細くて、軽いから

この糸でないと編めないものを編む
そのことこそが、糸への敬意のしるし

ようやく 前身頃の完成 に到達

 
生地を編む

先日より編んでいたプルオーバー
糸も針も とても細い。
私の今までの編み物の中で一番の
こまかーな仕事。

模様編みとか編み込みとかもドーンと
入れるつもりもない。
ひたすらにメリアス編み。
いわゆる シンプルニッティング

自分で言うのも何だけど。
一目入魂が私の持ち味でして。
俗にいう丁寧な仕事。

その特色を打ち出してみようかと。
そういう気持ち。

そこで今回のプルオーバーは
今まで編んでいた編み物とは
考え方を変えてみよう。と気付いた。

編んでカタチを作り上げるのが
私が今まで考えていた編み物。

今回のプルオーバーは、生地を編む。
綺麗な生地を編む。
ニットならでは の生地を編む。

機械編みでは出来ないこと、手編みでなければ出来ない技法を
取り入れて。生地を繋ぐ。



職人仕事とでもいうのかな。
デザイナーではなく、職人仕事に憧れるこの頃。

 

人生って・・・

先週の木曜日の出来事。

悲しい気持ちと空しい気持ちが一緒になって
泣き出しそうになった。

こういう気持ちになったのは
この歳になって 初。

世間とは、どういうものかと
分かっていたつもりだったのだが・・・


仕事も目処がついていたので
思い切って早退ーー!

北鎌倉駅に着いて
そのまま家に帰ろうかとも思ったが
この気持ちを家に持っては、帰りたくない。

駅前にあるお寺にお参りすることにした。


階段を のろり、のろり と登って


階段横にある空き地に
こんもりと、落ち葉がまとめられて。

意図した訳ではないのだろうけど
リースのように。

ぽつん とした落ち葉の固まりと
自分を重ね合わせた。

階段を登って行くと、しだいに気持ちがそちらの方へ
引き込まれてく


総門をくぐって、ふと振り返って
観光客の方が、わぁー、好き〜 って。
私もよ、と心の中でつぶやいた







山門の納まりと造作、そして彫り物に感服
こんな風に紅葉が見えることを想定していたのかも。

修学旅行生と思われる子どもたちも
ここで写真撮ろうよーって。

うん、撮るといいよ。
またもや、心の中で会話した。

たぶん、微笑みながら子供たちを見てたと思う。
あやしい人だ・・と思われてないといいな。

梁の彫り物を見ているうちに
早く家に帰って、編み物しなくては。
もうもうと、手仕事への気持ち、傾き始める。

山門をくぐった頃には
相当気も晴れて、ぐるーっとお寺を一周。

『北鎌倉幼稚園』という
このお寺の幼稚園に通っていた頃に、
こういう気持ちになって
ここへ訪れるようになるとは
考えもしなかった。
こういう気持ちがどういうものかも
知らなかった、と言った方がいいだろうな。

どうでもいいや、とは思えなくても
冷静になってきて、泣く程ではなくなって、
家に帰れる気持ちになった。

夏頃までには
決心しなければならないことがある。

予定通りにならないのが人生
想像していたようにならないのが人生

友達にギャンブラーだよね・・・
と言われたことを思い出した。

バクチを打ってるつもりはないんだけど
結果的にはギャンブラーになっちゃう。

その人の性格が その人の人生を決める と
口癖のように母が言うのだが、

ほんとう、そうだな。 と思う。

 

梅雨の気配

ゴールデンウィークの余韻もなく
足早に日々が過ぎ行く。

試作のミニプルオーバーを編んでいたこと
遠いむかーしの出来事のように思える。

ところで、
試作で編んでいた毛糸は、またも品切れ。
知っているお店には3玉しかない。
ま、しかたない。
白鳩さんカラーは諦めるか。

holstgarn coast という名前のこの糸。
色出しがとっても素敵。
だから他の色だって、いいよね。
これも運命というもの。

梅雨の気配が漂う風の匂い。
やはりこの季節になるとブルーの気分。

ちょっとアンニュイな気分を表すように
選んだ糸のカラーは 
"nimbus" (雨雲)



しとしと降る雨の土曜日に、早速届く。
糸との初対面にぴったりなこの天気。
気分は上々。

日曜日、早速編み始めた。



メリノウールとコットンの糸
さらり と ふわふわ のちょうど間くらいの感触。
編んでいても気持ちよく。

色は透明水彩の絵具のよう。

糸の良さを台無しにしないように
大切に丁寧に心掛けたいと心に誓った。

 

ゴールデンウィークの収穫

長いようで短いゴールデンウィーク
今日が最終日。

それでは
最終日にゴールデンウィークの収穫を発表!



試作のミニプルオーバー完成
袖がついた〜

想い描いていたものがカタチになって
とっても嬉しい。

雰囲気はこんな感じ。

さて、試作はこれでおしまい。と


次は、いよいよ本作へ
自分サイズのプルオーバー
編み始めようかな。

 

想像をカタチに

連休初日

春のさわやかな日差しは長くは続かず
薄曇り気味な空見上げて
待ち構えるように編み始めた

まずは、プルオーバーの試作
ミニサイズで編んでみて
ラインの感じを確かめる。

簡単なはずなのに
案外苦戦した。

心配だから何度も物差しで測りながら
前見頃と首元まで完成。



ラインを見るため、針金でハンガーを拵えた。
フレアーライン、よしっ。

あとは袖かぁ〜
フレアーラインを台無しにしないように
気をつけて編まないと。

想像をカタチにする作業
この休み中になんとかしたい。


 

羽根のようなのを・・・
さて、ゴールデンウィークだ!
私の連休は、5月3日からだけどね・・

お休みの予定は
いつもの通り、編み物(笑)

この休みのために購入しておいた素敵な糸


細ーくて繊細な感じ

ウールとコットンの混紡糸。
カラーはDoveだとか。
辞書を調べると、Doveとは、ハト(鳩)
そうだ。白鳩さんだ!

この糸を気持ち太めな針で編んで、うすーくて
やわらーい羽根のようなセーターを編もうと思ったわけ。


いつものように、
ちょっと、描いてみた



こんな感じの。

腕をおろすと
ストールを羽織ったような感じにしたいと思う
 
心残りのマフラー 完

ちょうどひと月前から、ゆっくりと
編み始めたマフラー

桜がすっかり散ってしまった日、
とうとう完成


翌朝、完成の余韻に浸り、写真を一枚

素敵な糸のおかげで
とても暖かな大人かわいいマフラーが編めました

糸のカラーは "rose granite"
赤っぽい花崗岩の意味

色の名前に引き寄せられたのが最初。
完成してみて、この色にしてよかった、
と思ってる。

この頃、ちょっと女らしい感じも好きになってきて、
小物から少しずつ変えていこうかなと思って。
そんな変化を楽しむように。


おしまいに
くるくるとのり巻きみたいに巻いて
お針箱に仕舞ってみた。


この箱は、イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて
編んだもの。
サイズを特別注文して作ってもらったもの。
もう、ずいぶん前のこと。

こんがらがった糸がほどけるように
気持ちもほどけた。


春の始めのマフラー制作日記は
これで、おわり。