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hooded coat =test knitting=
蝉の声、日ごとに少なくなってきて
夜の鈴虫の唄、高らかに

秋のはじまり
何となく物寂しい気分は毎年のこと

hooded coat のんびりと試作を始める
今回は首元から編み始める
top down の編み方

昨今の編み物はこのtop downがあたり前な感じ
試してみると、立体的に造り上げる感じ
新鮮!

いつものように、小さいのから
編んでみた


フードのカタチや大きさ
確かめて。フードの接ぎ目がわからないように。


裾のラインは
少し後ろ下がりにしてみようかな


肩から見頃が一本の糸で編める、top down
なんて新鮮なんだろう
そして、面白い!
これなら早く編めそう

調子に乗って
袖も編んじゃうかな


わ、できた。


腕を下ろした感じは、こんな風で


颯爽と歩き出しそう


試作を編み終わったところで、
毛糸の色が若干、濃いめな気がしてきた

編んでみると、糸の状態と色が変わってしまうのは
よくある話し

ほんの少しだけ、薄いグレーがいいかも
夢見るフードのコート

浮世離れの感じ
このコートの隠しテーマ・・・




 
hooded coat =毛糸編=

先日描いたスケッチのフードコート

手作りものの温かさが
モクモクと伝わるものが編みたい

と思った

糸も染めていないもの
羊のままの糸を選ぶことにした。



糸の選定に悩みに悩んで
この糸に決めた

弾力感のある糸、毛糸らしい毛糸
手のぬくもりのある毛糸

こういう毛糸で編んだこと、
そういえばなかったかも・・・


太めの針で編んでみるといいように思う

 

秋の足音
どうやら秋が来たようで。

夜になると気持ちいい風
そよぐようになりました。

秋風吹いたから
暖かい毛糸のもの
新しいものにかかることにしよう

いつまでも、前作の余韻に浸って
ボケーっとしてはいられない、と

この秋冬は
フードのついたニットコートを編むことに



こんな感じのを編みたいと。


まとうもの、完成したら感動すると思う。


 
夏休みの収穫祭
長いと思っていた夏休みも
今日で おしまい。

今年の夏は何だかおかしかった
雨、雨、そして、雨
梅雨のようで

私の夏休みは家に籠って
プルオーバーの最後の仕上げ

まずは、ゴールシーンから


はぁ〜 終わった。


早速、水通しをして
夏だから、あっという間に乾いてしまった


吊るすと、こんな感じに



寝かせると、こんな風で


わずかな後ろのポイントは

ボタンをひとつ


後ろ姿ね


袖を通すと、こうなって


ゴールデンウィークから夏休みまで
メリアス編みと編み図描きとの往復にて
ようやくゴール

終わってみると反省点はいくつかあるけれど
想像をカタチに出来たこと
思った様なラインが描けたことは
嬉しいことで

このプルオーバーは私の編み物の制作の中で
一番の 心に残るものになると思う

新しい編み物の扉を開けられたような
そんな気がしている






 
腕と袖のはなし
編み物を続けていたら
腕が太くなってしまった
間違いなく

そして実は、私は腕が短い・・

今回のプルオーバーは
太くなってしまった腕を
カバーするには、と考えたもの

大事、大事よね。
袖の太さと長さの相関関係


ここまで編んで横から見たところ

リブの部分、渾身のねじり一目ゴム編み!
私のねじりゴム編みは、内緒の裏技、隠し技
大したことないけど、多分誰もやってない、と思う

袖の長さを迷いに迷って

この長さに落ち着いた


もうすぐ完成ーー


 
梅雨の終わりに
改めて私が言うことでもないが、
梅雨の雨が変わってしまった

稲光と暴風とともに
バケツをひっくり返したような雨
雨音は途切れなく ザーーーー
雨雲は 局所的に暗い鈍色

昨日のお天気は、まさにこんな感じ。
落雷の仕業か、2時間も停電。

10年位前までの梅雨は
雨音は ポツポツ
歩くときの足音は ちゃぽん、ぱしゃ
雨雲は空一面に薄いグレーの雲が覆ってる感じ

こんな梅雨の空模様を懐かしく思う、この頃


さて、梅雨も終盤に差し掛かり
プルオーバーも佳境に入った

後ろ見頃の大切な部分
私は前見頃の 胸元チラリ はあんまり似合わない
と思っている
最近流行の感じはどうも苦手
後ろ見頃にチラリを配することにした


後ろ見頃にスリット
図にするとこんな感じ

編み直すこと描き直すこと2回して
ようやく決まった

図に描いてみるとすんなりと納得できた
うん、これにしよう。


前見頃の開きは控えめに
後ろのスリットも控えめに
肩下がりの、継ぎ目はこんな感じに




長くて緩やかな肩下がりは
肩と袖の半分位の部分になる


メリアス編みの美しさを引き立てるのは
この糸あってのこと

ここまで編んで、繋ぎ合わせたら
安堵と愛着が 私を包んだ


 
メリアス砂丘
久しぶりの更新
例のプルオーバー、後半戦に突入。

メリアス編みのシンプルなプルオーバー
このプルオーバーに必要な技術は
ただひとつ、根気!

メリアス編みをどこまでも、どこまでも
トコトコ、トコトコ編んでゆくから。
振り返ってみると、もう3玉編みました。

この糸玉は1玉350m。
ということは、1,050m 編んだというわけか。
はぁー。これは、中距離走だ。

編み物仲間の間では
メリアス編みをずーっと編むことを
メリアス砂漠と言う。

砂漠って言うと、何となく孤独な感じがするし、
枯れた感じがね、悲しい。

私は、『メリアス砂丘』と呼びたいと思う。
似ているけど、砂丘って言うと
何だか素敵な響きに聞こえない?


はい、メリアス砂丘です。

気持ちはどこかに浮遊して、
それでも一定の力加減とスピートを保ちながら
ひたすらに編んでゆく、この感じ。

今の気分に、とても合う。

写真のかぎ針は、このプルオーバーの名脇役として
活躍してもらうつもり。

どうぞ、お楽しみに。

 
小心者の試し編み
さて、久しぶりの編み編み報告
ようやく前身頃、佳境に入る

ネックラインと肩下がり
メリアス編み一筋のプルオーバーで
とっても大事な部分

またもや試作することにした

細くて真っすぐな糸は
編み直したりして
糸に癖がついたら、おしまい だから。

お気付きの方もいるかもしれないが
私は小心者

慎重には慎重を重ねて・・試し編み



ネックラインの減らし目と
肩下がりの引き返し編み

ネックラインは、好きなラインをなぞるように
編みながらラインを描き出す

引き返し編みは you tubeの動画を参考に
独学の編み物にyou tube は欠かせない



小さく見える 糸のしるし
糸のしるしは 私の *あしあと*

かねてから、粗をごまかしていた
肩下がりも 斜めのライン 綺麗に編めた
いい予感がする

これならば 前身頃 と 後ろ身頃 の肩のつなぎ目
分からないように仕上げられるはず

綺麗に仕上げられるのは
糸が細くて、軽いから

この糸でないと編めないものを編む
そのことこそが、糸への敬意のしるし

ようやく 前身頃の完成 に到達

 
生地を編む

先日より編んでいたプルオーバー
糸も針も とても細い。
私の今までの編み物の中で一番の
こまかーな仕事。

模様編みとか編み込みとかもドーンと
入れるつもりもない。
ひたすらにメリアス編み。
いわゆる シンプルニッティング

自分で言うのも何だけど。
一目入魂が私の持ち味でして。
俗にいう丁寧な仕事。

その特色を打ち出してみようかと。
そういう気持ち。

そこで今回のプルオーバーは
今まで編んでいた編み物とは
考え方を変えてみよう。と気付いた。

編んでカタチを作り上げるのが
私が今まで考えていた編み物。

今回のプルオーバーは、生地を編む。
綺麗な生地を編む。
ニットならでは の生地を編む。

機械編みでは出来ないこと、手編みでなければ出来ない技法を
取り入れて。生地を繋ぐ。



職人仕事とでもいうのかな。
デザイナーではなく、職人仕事に憧れるこの頃。

 

人生って・・・

先週の木曜日の出来事。

悲しい気持ちと空しい気持ちが一緒になって
泣き出しそうになった。

こういう気持ちになったのは
この歳になって 初。

世間とは、どういうものかと
分かっていたつもりだったのだが・・・


仕事も目処がついていたので
思い切って早退ーー!

北鎌倉駅に着いて
そのまま家に帰ろうかとも思ったが
この気持ちを家に持っては、帰りたくない。

駅前にあるお寺にお参りすることにした。


階段を のろり、のろり と登って


階段横にある空き地に
こんもりと、落ち葉がまとめられて。

意図した訳ではないのだろうけど
リースのように。

ぽつん とした落ち葉の固まりと
自分を重ね合わせた。

階段を登って行くと、しだいに気持ちがそちらの方へ
引き込まれてく


総門をくぐって、ふと振り返って
観光客の方が、わぁー、好き〜 って。
私もよ、と心の中でつぶやいた







山門の納まりと造作、そして彫り物に感服
こんな風に紅葉が見えることを想定していたのかも。

修学旅行生と思われる子どもたちも
ここで写真撮ろうよーって。

うん、撮るといいよ。
またもや、心の中で会話した。

たぶん、微笑みながら子供たちを見てたと思う。
あやしい人だ・・と思われてないといいな。

梁の彫り物を見ているうちに
早く家に帰って、編み物しなくては。
もうもうと、手仕事への気持ち、傾き始める。

山門をくぐった頃には
相当気も晴れて、ぐるーっとお寺を一周。

『北鎌倉幼稚園』という
このお寺の幼稚園に通っていた頃に、
こういう気持ちになって
ここへ訪れるようになるとは
考えもしなかった。
こういう気持ちがどういうものかも
知らなかった、と言った方がいいだろうな。

どうでもいいや、とは思えなくても
冷静になってきて、泣く程ではなくなって、
家に帰れる気持ちになった。

夏頃までには
決心しなければならないことがある。

予定通りにならないのが人生
想像していたようにならないのが人生

友達にギャンブラーだよね・・・
と言われたことを思い出した。

バクチを打ってるつもりはないんだけど
結果的にはギャンブラーになっちゃう。

その人の性格が その人の人生を決める と
口癖のように母が言うのだが、

ほんとう、そうだな。 と思う。